あかぎれの予防法と対処法をご紹介!

(イメージ画像)
寒い季節に起こりやすい肌トラブルのひとつ「あかぎれ」。あかぎれになると皮膚がぱっくりと割れてなかなか治らず、長期間痛みに耐えている方もいるのではないでしょうか。

 

<あかぎれとは>

手指の皮膚 やかかとなどが乾燥し、皮膚表面に細い線状の亀裂が入って出血や炎症を起こした状態のことです。

同じような症状にひび割れがあり違いがよくわからないという方もいるでしょう。

ひび割れもあかぎれと同様に、皮膚が乾燥して皮膚の表面に亀裂が入った状態のことをいいます。ただし、ひび割れはあかぎれよりも亀裂が浅く、わずかなかゆみを伴う程度の状態です。

 

 

<あかぎれの予防法>

刺激・乾燥から守る

水や洗剤に頻繁に触れると、手肌が刺激を受け、乾燥してあかぎれになりやすくなります。水仕事をする際は、ゴム手袋を着用することを習慣にしましょう。

また、熱いお湯は肌に必要な皮脂などの保湿成分も奪ってしまいます。手を洗うときはもちろん、お風呂やシャワーのお湯の温度にも気を付けることが大切です。

保湿をていねいに行う

入浴後や水仕事の後は、クリームやローションなどの保湿剤を使ってしっかりと保湿ケアをしましょう。

クリームやローションなどの保湿剤は、配合されている成分にもこだわって選びましょう。保湿力が高いセラミドやビタミンAなどの成分が入った保湿剤がおすすめです。

食生活を見直す

健やかな肌を維持するのに必要な栄養素をしっかりと摂ることも欠かせません。

また、冷たい飲食物は体を冷やし、血行不良につながることがあります。血行不良は肌トラブルを引き起こす原因となってしまうので、体を冷やす飲食物は避け、体を温める食べ物や飲み物を選びましょう。

(イメージ画像)

<あかぎれになってしまったときの対処法>

患部を清潔にする

保湿剤や医薬品を塗ってケアする前に、まずは患部を清潔にすることが大切です。とはいえ、洗い過ぎると乾燥が進み、悪化につながるため注意しましょう。

保湿ケアをする

あかぎれになっている場合は、保湿するときも患部を刺激しないことが大切です。保湿剤は低刺激性のものを選び、患部を刺激しないように注意しながら皮膚にゆっくりと塗り込みます。

手の甲や手のひらだけでなく、指一本一本、指先や乾燥しやすい爪の周りなども念入りに保湿ケアを行いましょう。

傷口を守る

患部を清潔にしたら、水絆創膏や治癒タイプの絆創膏を使って傷口を水や乾燥から守りましょう。絆創膏で保護すると刺激から患部を守ることができ、痛みが和らぎます。また、適度な湿度がキープできるため、患部の治癒を早めることにつながるでしょう。

皮膚科に行く

セルフケアであかぎれが緩和しない場合や症状がひどい場合は、早めに皮膚科を受診し適切な治療を受けましょう。

一度あかぎれになると治りにくいので、普段から保湿などを心がけ予防に努めることが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました